SR400(ファイナルエディション)のプラグとプラグコードを交換しました。
まだ走行1200kmで別に傷んだとかでは無く、イリジウムプラグちょっと良いらしいよ、音も変わるらしいよって言う評判と、プラグコード交換ってなんか良いよねみたいなノリです。
なのでカスタムとしての交換です。
4発だったらやらないですね。
使用したのはDENSOのイリジウムパワーとNGKのパワーケーブル(黄)です。
プラグコードと言えばイエローコードでしょ的な古い感覚でのチョイスですが、DENSOプラグですみません。
DENSOを選んだのは、NGKより電極が細いので、スパークが鋭く飛びそう、と言うイメージです。
意外だったのが、プラグの焼け色で、もっと真っ白かと思っていたんですが、しっかり焼け色付いてました。
排ガス対策でFIの車両は燃料薄くて大抵真っ白なんですが、ヤマハさん頑張りましたね。
標準 NGK BPR6ES(右)とDENSO イリジウムパワーIW20(左)
なんか錆びてる・・・。
プラグの締め付けは型番で異なるので、パッケージやメーカーサイトをよく見て作業しましょう。
今回のイリジウムパワーは手締めからレンチで1/4回転でした。
NGKのプラグキャップにはプラグの帽子が必要です。
さて、プラグコードの準備です。
作業し易いようにタンクを浮かせます。
フレームとタンクの間にタオル挟んでます。
薄々気づいてはいたんですが、コード短いですね。
説明書ではコイルから8〜10cm程度残してカットとあります。
・・・半分切っちゃう感じですね。
キャップからカバーを外して、キャップを反時計回りに回してキャップとコードを分離します。
取り外したコードの保護チューブ、キャップのカバー、プラグキャップ。
コードだけになったので、マーキングした位置でカットします。
ニッパーを使いました。
保護チューブもカットして再利用します。
パワーケーブルの準備です。
説明書によると、カットしたコードと同じ長さにカットして、付属のアダプターで接続します。
コレも薄々わかってたけど、ねじ込みの接続箇所が増えて、逆に損失が大きいような・・・。
オシャレにデメリットは付き物!
長さはちょっと2cmほど余裕持たせてマーキングしましたが、それでもコードのプリントが全文入らない程の短さ(泣)。
気を取り直して、バッサリとカットして、アダプターをねじ込みます。
あ、コードはキャップの角度120°タイプです。
コイル側のコードもアダプターにねじ込んで、アダプターの両端を付属の結束バンドで止めます。
ねじ込む時はコードが奥に止まるまで、押し加減でしっかりねじ込みましょう。
コードの取り回しを考えながらプラグキャップをプラグに取り付けます。
このキャップは取り付け時のしっかり感が薄く、刺さった後も少々グニグニする感じがあるので、不安です。
完了!
アイドリングでは音の違いは感じませんでしたが、始動が楽になった気がします。
割と軽く、キックを最後まで踏み切らなくても掛かる感じです。
実走行では違いがハッキリ出ました。
排気音が歯切れが良くなり、1音1音明瞭になって聞こえます。
体感的には低速トルクが上がったように感じます。
発進から3千回転くらいまでの良い感じが更に強調された感じです。
特筆すべきは、元々低回転からのスロットル開け加減で結構ノッキング気味だったんですが、解消されていました。
作業着にSchott羽織っただけは寒い。
曇天の富士山、雪降りそう。
プラグコードはともかくイリジウムプラグは交換の価値ありですね。